モアビ
桃白色で木質はやや重硬。加工はやや困難。乾燥は遅い。木理は肌精、比較的真直からやや交錯。耐久力に富んでいる。巨木である。柾目でまれに木理(木目)の荒い材がある。その荒目の材をカバの代替で使用する。そのような材は通常より高価で取引されている。建築内装材・家具材・床材・細工彫刻に使用される。通常品は問題ないが、色の明るい目荒の良品は不足。
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    メルサワ
マンガシノロはミンダナオ、メラピーはカリマンタンから多く産出する。黄色ラワン属の木で材中に硝酸結晶を含んでいて製材の縦挽きの際、刃先を急速に磨耗させる為鋸が停止してしまうほど挽き難い木材です。メラピーはその結晶の含有量が少ないので多少引き易い材質です。硝酸結晶が光るので全体に明るい感じの材面なので内装に多用されます。横挽きや鉋掛けは普通にできます。ツキ板加工され、化粧合板にされたものは需要が旺盛です。少量でも丸太やフリッチの形で輸入されても採算がとれるので取引が活発です。マンガシノロの丸太は割れも少なく曲がりのない綺麗な姿をしています。ニューギニア島には、同樹種のメルサワがありますが、材色に緑色がついていて装飾性が少なくツキ板には不適です。製材はメラピーより困難でステライト溶着鋸刃でようやく挽ける状況です。
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  木 材 紹 介
   

            

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    クリ
分布は北海道南部の石狩と日高を結ぶ辺りが北限です。兵庫県の丹波篠山からは、搗栗(カチグリ)が産出されます。カチグリは栗の実を乾燥させて作る保存食品で戦国時代の戦場非常食として重要視されました。同じく丹波から名栗という工法が作りだされました。名栗工法の由来は天保年間、丹波北桑田弓削村在住の杣職人鵜子久兵衛が栗の木を削って作ったのが始まりで、六角の丸棒状にした栗材の表面を手斧で波形に削って作った柱の形状が評判良く、殴って削った工法とのゴロ合わせ感覚も良くナグリと呼ばれる様になりました。用途は、天井棹縁・格子・床柱・柵欄干・洋間の見切りなどに使われ、太さも5分丸から4,5寸まであります。芯持材にナグリ加工をすると木目が波の様に出て面白い模様になるので、変わった感覚のデザインが楽しめ、京都祇園の情緒を醸し出すには不可欠なものと言われています。関東の秩父名栗村からも良い物が供給されています。栗は虫害や腐食に強いので、防腐・防虫処理が無かった時代には家屋の土台として重要視され直材の長物は常に不足気味でした。バイカル湖周辺には直材の巨樹が豊富にあります。材は黒いタモと言った感じの木です。